シックハウス症候群

建材などから放出される化学物質で体を蝕まれ、
自分の家に住めなくなる人がいる「シックハウス症候群」。

そしてシックハウス症候群になった人の多くが、
家の外でも微量の化学物質に反応してしまう「
化学物質過敏症」になるといわれている。

専門家の調査によると現在、
日本には化学物質過敏症だけで
70万~100万人の患者がいるという

大阪市内の15階建ての高級マンション築4年のこのマンションには住み始めてから下忍不明の健康被害の家族が多く出ている。

10回の角部屋に住む30代の夫婦、4,300万円で夢のマンションを購入しました。しかし入居直後妻の体に異変が起こった。喉がヒリヒリして痛い。せきが止まらない。だるい。二ヶ月ぐらい寝たきりなどの症状が出た。

異変はこれだけではおわらず、全身に湿疹。現在薬で症状は収まっているが体に跡がはっきり残っている。子供ができたが胎児が育たず子宮内で死亡する稽留流産が続けて二回起きた。その半年シックハウス症候群だとわかった。

住民側が検査した所室内の空気から高い濃度の化学物質が検出された。代表的な化学物質、接着剤や塗料に使われるホルムアルデヒドが殆どの部屋で健康被害を引き起こしかねないレベルにあった。

同じマンションの4階の部屋で3,400万円で購入した30代の共働き夫婦が部屋に足を踏み入れた直後、妻は1時間ぐらい掃除に来て家に帰ったらじんましんが全身に出た。39歳の夫は、2年前に右耳が突発性難聴になって入院した。右耳に耳鳴りが起こり低い音が聞こえづらくなり突発性難聴と診断された。

15階の部屋でも結婚と同時にマンションを5,000万円で購入した夫婦は突発的に眼球の異常運動が起こった。はがきなどで目印を当てないと本が読めなくなった。視点が勝手に大きく揺れだした。

眼球の異常運動は気分が悪くなって目を閉じるまで続いた。小学校の教師をしている42歳の夫は二桁の掛け算ができなくなった。

12階に住む独身男性は、朝起きられないとか体がだるいという症状で病院に行ったが結局どこも異常なし。仕事は休みがちになりついには6年間努めた会社を退職、診断名は「鬱病」でした。男性はその部屋に住み続けることを断念。実家で生活しながらローンの返済を続けている。

こうした精神的な症状と化学物質の関連を指摘する専門家もいます。

青山内科小児科病院、青山美子医学博士の話では「シックハウス症候群で一番怖いのは“精神症状”知能が落ちる、記憶力が落ちる」

有毒な化学物質を吸い込むことによって脳の記憶や感情をコントロールする部分、やる気を起こす部分に異常をきたし、精神症状に現れる事があるという。

眼球が動いたというあの主婦も、一番ひどい時は二重人格みたいになってしまった。つまらない事で泣き転げたり、もう一人の自分が出てきた。

入居を境にして起こった目の異常、体中の発疹、難聴、住民たちにはシックハウス症候群としか考えられません。このマンションの住民20世帯46人が裁判を起こした。マンションを販売した大手分譲マンション会社など3社に対し、リフォーム費用や慰謝料など合わせて3億600万円の損害賠償を求め訴えた。

これに対してマンション分譲会社は「全て最上級品ではなかったがJIS(日本工業規格)JAS(日本農林規格)に規格品を使用したもので粗悪な建材を使った物ではない」と主張しています。

提訴から半年、住民たちの置かれた環境には変化が生じた。鬱病と診断され会社を退職、実家に戻った男性(39)は、新しい仕事についていました。しかし、今度は手が震える症状が現れ新しい仕事にも支障をきたし始めたという。男性は高い濃度のホルムアルデヒドにさらされた後遺症と考えています。

右耳の突発性難聴に苦しんでいた会社員の部屋では外国の空気清浄機や有毒ガスを吸着するといった済のシートを置いたり、ホルムアルデヒドを抑制するというワックスを使ったりして注意を払ってきました。

しかし右耳の難聴に続いて二ヶ月前からは左耳も不自由になった。趣味の三線も調律がうまくできなくなりほとんど手にしなくなったという。

流産を繰り返した主婦は甲状腺の機能低下症と診断されホルモンを補充する薬でようやく出産にこぎつけました。その長男は、現在一歳半、この4月には次男も誕生しました。しかし、赤い湿疹に覆われた次男の顔。この時期の乳児にはしばしば良性の湿疹ができますがシックハウスの影響を疑っています。

夫婦には】強い不安を抱く事情がありました。現在1歳半の長男と同じなのではないかという心配です。アトピー性皮膚炎んです。長男には現在目立った症状はありまっせんが、生後2ヶ月頃は、湿疹は顔全体を覆い首から肩にまで広がっていた。

現在は症状を抑えるために薬を飲み続ける毎日です。夫婦は次男もまたシックハウスによるアトピー性皮膚炎ではないかと心配しているのです。

マンション分譲会社は「使用した建材と発症した症状とのはっきりした因果関係はまだ不明」と主張し裁判で争っている。

その後和解金を支払い2006年9月11日に大阪地裁にて和解した。

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